1月
21
2018
年が明けて、松阪出張、山形出張と続いた。
土曜日は完全休養日にしたが、
日曜日の今日は事務所で仕事を片付けている。
山形は大雪が心配で
スノーブーツ、タイツ、マフラーと
完全防備で出掛けた。
しかし、道路は除雪され、寒さも峠を越したとのことで
スノーブーツを履くまでもなかった。
税理士さん、不動産業者とそれぞれ役割を分担して処理したが、
これまでにない経験で面白かった。
不動産業者は現地で初めて知り合いになったが、
お客様の法律相談をメールで回答する旨約束してお別れした。
1月
04
2018
相談者:司法書士かな? 税理士かな? やっぱり弁護士かな。
法務ズ先生、相続の相談はだれにすればいいんですか?
法務ズ:弁護士のわしによくそんなことを訊くもんじゃ。
そうだな。まずは相続税を払わないといけないかどうかだが。
相談者:相続人が二人で、遺産は1億円くらいです。
法務ズ:おそらく納税することになるから税理士に相談した方がよかろう。
相談者:法務ズ先生では駄目なんですか。
法務ズ:税理士登録してないと相続税の申告ができないんじゃ。
相談者:相続人同士でもめてるんですけど、税理士さんは相談に乗ってくれますか?
法務ズ:トラブルになってるんだったら、弁護士でないとな。
相談者:でも法務ズ先生は相続税の申告はできないんでしょ。
法務ズ:相続税に詳しい税理士を紹介してあげるよ。
相談者:それじゃあ、法務ズ先生、よろしくお願いします。
12月
30
2017
今年もあと2日。
年末に飛び込んできた緊急案件も一段落。
ようやく年を越せそうな気分になってきました。
今年は事務所として転機になった1年でした。
一番は名古屋でも有名な会社の顧問になったこと。
これまでは企業法務の仕事は多くありませんでしたが、
企業法務への意識が高くなりましたので、
来年以降、企業法務の仕事にもこれまで以上に力を入れていきたいと思います。
2番目は、関連士業や不動産業者と共同で行う仕事が増えたこと。
年末には新たな不動産業者を紹介され、ネットワークがさらに広がりそうです。
県外の税理士さんとの案件が年末に入ってきましたので、
税理士さんとのネットワークも広がっていきそうです。
残念ながら社労士の先生とのつながりがないので、
協力関係になれる社労士の先生がおられましたら、
是非お声をお掛けください。
12月
30
2017
相談者:初めまして。妻が交通事故に遭って、これからどうしたらよいか分からなくて。
法務ズ:自動車保険に弁護士費用特約は付いてますかな。
相談者:私の車の保険についています。
法務ズ:特約を使えば、法律相談の費用も保険会社が払ってもらえますぞ。
ところで、今、一番困っていることは何かな。
相談者:妻も私も交通事故の経験はなくて。それに妻は重傷で医者からはリハビリを入れると
1年以上は掛かると説明を受けて、二人とも精神的に参っているんです。
法務ズ:大変なことになりましたな。
相談者:それなのに相手の保険会社の対応がひどくて、余計参っています。
どうも加害者は妻の方が悪いと言っているようなのです。
調査会社が病院まで妻の話を聞きにくると言っていますが、どうしたらいいんでしょう?
法務ズ:私が保険会社との窓口になりましょう。交渉は全て任せてください。
調査会社の調査にも私が立ち会って、不利のないようにします。
相談者:助かります。よろしくお願いします。
12月
28
2017
相談者:法務ズ先生、相談に乗ってくれませんか。
法務ズ:どうされました。
相談者:実は1年前に遺言書を作ったんです。
法務ズ:驚きですな。何年か前に遺言書を作っておきなさいと私がアドバイスしたときは、
随分、いやがっておられたのに。
相談者:勘弁してください。あのときはどうしても遺言書を作ることに抵抗があったんです。
法務ズ先生に言われたことを思い出して、公証役場で作ってもらいました。
法務ズ:残される家族のためによいことをされましたな。
相談者:でも法務ズ先生、この1年間に家族にもいろんなことが起きて
今の私の気持ちは、遺言書の内容と違っているんです。
法務ズ先生が公正証書で作れっていったばかりに、どうしてくれるんですか?
相談者:なんだね、そんなことかね。公正証書で作ったからといって、遺言の撤回はできるので、大丈夫。
もう一度、遺言をすればよいのです。公正証書でなくてもよいが、念のためもう1回、公正証書にしたらどうですか。
すぐに作り直さなくてもいいように、よく考えてから作ることじゃ。
相談者:わかりました。法務ズ先生、責任とって相談にのってください。
12月
25
2017
林家こぶ平。
若いころは、テレビのバラエティや漫画の声優としても馴染みのタレントだった。
林家三平のお子さんだと知っていたが、
落語はやらないんだと思っていた。
ところが、10年ほど前に林家正蔵を襲名した。
先日、人から招待されて落語会に行ったところ
林家正蔵の名があった。
演目は「西行鼓が滝」。古典落語だ。
「三平にはなれないんだから、筋のある話をやりなさい。」
と言われ、3年で50席の古典落語を覚えたそうだ。
客席の空気を感じて、一気に自分の世界に引き込んでいく落語家の話芸。
声の強弱、リズム。ライブの落語はたまらなく面白い。
「いい落語家になったね。」といつか言われるのが夢だそうだ。
弁護士は人の話を聞いてなんぼ。
「いい弁護士になったね。」と言われるのが私の夢である。
12月
17
2017
相談者:法務ズ先生は、春日井でも法律相談をされるんですね。
法務ズ:そうだね、勝川のルネックや高蔵寺の東部市民センターでも出張相談をしているよ。
相談者:実は母を自宅で介護して長くなるのですが、母が私にお礼をしたくって財産を多く残したいと言うんです。
法務ズ:お母さんはあんたに感謝してるんだね。
相談者:遺言では寄与分の指定ができないって聞きましたけど。
法務ズ:よく勉強しているね。その通り。
お母さんにあんたの相続分を多く遺言してもらえばいいんだよ。
それに遺産分割で寄与分を主張するのは、けっこう骨が折れるんだよ。
ところで何人兄弟だったかな。
相談者:3人兄弟です。
法務ズ:他の兄弟の遺留分をどうするかも考えないとな。
相談者:法務ズ先生から説明してもらえませんか。
法務ズ:今度、お母さんのお見舞いがてら相談に乗ることにするよ。
12月
17
2017
事務所の事務員と協力関係にある士業の方と忘年会をしました。
シェフの料理する姿を見ながら食事ができるレストランだったので、
料理が出来上がる様子を楽しみ
そして、テーブルに運ばれた料理を見てまた楽しみ
シェフから食材の産地や料理法の説明を受けて
味への想像をふくらませ
最後に料理を口にするという至福のひとときでした。
ウニのトースト
帆立貝のコンフィと烏骨鶏卵とキャビア
など後からメニューを見て、
その味の記憶が再び蘇ります。
12月
15
2017
相談者:法務ズ(ホームズ)先生、夫と離婚したいのですが、夫に資産がなくて
これからどうやっていけばいいのか困ってるんです。
法務ズ:確か、ご主人は株式会社を経営していたのではなかったかな?
相談者:そうですが、最近、代取を息子に譲って、他に何も資産らしいものがないんです。
法務ズ:困ったもんですな。ところで、株式会社の株主は誰でしたかな。
相談者:会社を設立したとき、夫を株主にしました。夫婦で苦労して貯めたお金を資金にしましたが、
夫が経営するので、株主は夫にしときました。
法務ズ:株は息子さんに譲ったのかね。
相談者:わかりません。税理士の先生に聞いてみます。
法務ズ:それがいいですな。会社の資産は財産分与できませんが、株式は財産分与の対象になるんですよ。
まだあきらめるのは早そうですな。
12月
11
2017
弁護士は公証役場に出掛ける機会が多い。
名古屋市内には名古屋駅前、熱田、葵町に公証役場があるのだが、
以前に勤めていた法律事務所が春日井だったこともあってか
春日井公証役場の利用回数が最も多い。
春日井公証役場は、
公証人が一人のこじんまりとした役場で
長らく勤められた公証人とは顔なじみになり、
とても利用しやすかった。
遺言書や協議離婚合意書など
弁護士が原案を作成し、必要な書類も準備するので
依頼者は当日、公証役場まで足を運ぶだけですむ。
高齢の依頼者の中には緊張される方もおられるが、
公証人がやさしく丁寧に説明してくださるので、
たいていはあっという間に公正証書の作成が終わり
ほっとした表情をされている。