ブログ

11月 01 2015

有給休暇

司法試験を受験するために、

国家公務員を退職したときのことだが、

退職の2年前から準備を進めていたので、

有給休暇も積極的に消化していた。

それでも未消化の有給休暇が残ったと思う。

しかし、引継書だって完璧に作成したのだからと

今だったら完全に消化しただろう。

有給休暇の取得は従業員の権利であり、

退職に当たっては会社側が時季変更権を行使することもできない。

従業員としては、有給休暇の取得を申し出て

その消化をもって退職日とすればよいと思う。

引継は義務ではないので、会社側が従業員に強制することもできない。

10月 31 2015

瀬戸・馬の目皿

事務所からのお出かけ、第2弾。

ケルト人の大晦日の今日、

名鉄瀬戸線に乗って、瀬戸まで出掛けた。

お目当ては馬の目皿。

瀬戸川沿いの瀬戸物店では見当たらず、

「瀬戸蔵」でやっと見つけた。

馬の目皿は、幕末から明治の初めころにかけて生産された日用雑器で

馬の目のような渦巻き状の文様に特徴がある。

手に持つとずっしりとして重い。

馬の目は手書きなので、色合いも図柄も一つ一つ違っている。

33センチの大皿を1枚購入。

一目見て馬の目皿に惹かれて、ついつい買ってしまった。

「大事になさってください。」と言われる程度の値段だし、

頑丈そうなので、普段使いにはもってこいだ。

きっと私の料理でも引き立ててくれると思う。

10月 30 2015

免責審尋

裁判所に呼び出されるのは緊張するものである。

自己破産の手続だと免責審尋といって

免責のための審問する期日が設けられるので、

期日には依頼者と裁判所に出頭することになる。

依頼者はどこか緊張している面持ちの人が多い。

いつも10分くらい前には裁判所に来てもらい

免責審尋が開かれる棟に二人で向かう。

2階に上がると債権者集会室があり、

そこで受付を済ませると

着席する番号を指定されるので、

入室して依頼者はその番号の席について

審尋が始まるのを待つ。

裁判官が入場。

裁判所の職員の指示に従って、起立、礼をする。

このあたりは通常の裁判と同じだ。

その後、裁判官から免責手続について説明があるのだが、

裁判官から破産者に質問をしながら説明をすることが多いので、

依頼者がうまく答えられるか、まるで父兄参観の親になったような気分で

ハラハラしながら見守っている。

 

今、あなたの債務はどうなっているか分かっていますか?

裁判所には嘘偽りなく正直に報告しましたか?

免責の許可が認められないのは、どんなときですか?

あなたが破産に至った原因は何でしたか?

以前と同じような状況に陥らないためにはどうすればいいと思いますか?

免責が許可されると今後、7年間は再び免責を受けることができないので、

安易に借金をしないように注意して生活してください。

 

などと15分程度、裁判官から話が合って、免責審尋が終了する。

うまく答えられなくとも裁判官が助け船を出してくれるし、

私からもこんなことを訊かれるかもしれないと説明するので、心配ない。

しかし、二度と失敗をしないためにも

緊張感をもって免責審尋を受ける必要はあると思う。

 

 

10月 29 2015

任意整理

弁護士の業務の中で債務整理の相談が一定数を占めています。

当事務所でも2・3割になるのではないかと思います。

1億円を超える会社の破産を扱うこともあれば、

10年以上も前の債務で時効の成立を通知して終了するものまで様々です。

自己破産をするか、個人再生を利用するか、任意整理をするか

相談者の希望をお聞きしながら、

債務整理の手段を選択していきます。

任意整理ですと業者から取り寄せた資料によって

債務額を計算し直し、分割弁済していくことになります。

自己破産や個人再生に比べると債務の減少が少なくなりますが、

弁護士が介入することで業者からの取立はなくなりますし、

それまでの遅延損害金や将来の利息が付かない和解は、大きなメリットです。

もちろんブラックリストに載るなどのデメリットもあるわけで、

デメリットも十分理解したうえで決める必要があります。

弁護士費用に関しては、法テラスを利用していただくこともできます。

債務整理にはいろいろな手段がありますので、

よくわからないときは、弁護士にご相談ください。

10月 29 2015

ブログ効果

最近、ブログをよく更新するようになった。

意外と続いているので、自分でも驚いている。

ブログを書いていて気づいたことは

書くことによって、いい気分転換になっていることだ。

人にもよるのだろうが、

弁護士は、忙しくなると一日中、事件のことばかり考えている。

これといった趣味もないので、

ブログでリフレッシュしているこの頃である。

 

10月 25 2015

鶺鴒(稲負鳥?)

早朝にベランダに出ると

冷たい風が足下を通り抜け、

目の前の樹木がさざ波のようにざわめき

霜降の季節らしく

枯れ葉が空高く舞い上がっていった。

東京では木枯らしが吹いた模様。

近所の公園では鶺鴒が尾をしきりに

上下に動かしていた。

ハクセキレイは元々は北方からの渡り鳥だった。

古今伝授の三鳥の一つ稲負鳥は、

稲刈りのころに飛来する鶺鴒のこととする説もある。

しかし、30年くらい前から渡らなくなった鶺鴒もいるそうだ。

10月31日は、ハロウィン。

ケルト人の大晦日で、翌日から冬の季節の始まりだとか。

暦では、いよいよ冬の季節の到来だ。

 

10月 24 2015

子の看護休暇

内閣府の女性のライフプランニング支援に関する調査に目を通していたら、

子育てしながら働くために必要な環境として

子どもが病気の時や学校の行事などで休みがとれることが多くなっていた。

共働きをしている妻も

子どもが病気のときに休みを取りやすい環境が大切だと

一番に指摘していた。

小学校就学前の子に対する看護休暇は、法律上、規定がある。

では、小学校就業後についてはどうするか。

事務所の規模に比べ、労働力に余裕を持たせているので、

個人的には柔軟に対応できるのではないかと思っているが、

どう取り決めるか職員とよく話し合いたい。

 

 

10月 22 2015

クスノキ

国道41号線の東片端の交差点を北上すると、

すぐのところに道路中央に巨木が聳えている。

枝はいまにも名古屋高速道路に掛かるのではないかと

思うくらい青青と生い茂っている。

クスノキで樹齢300年。

戦時中の燃料不足のときに薪にする話もでたが、

切るに惜しいということで取りやめになったそうである。

クスノキは名古屋の木に選ばれ、名古屋市の各所に巨木が

残っている。

 

 

 

10月 20 2015

弁護士費用特約

自動車保険の契約をするとき

弁護士費用特約をどうしようかなと思ったときがあった。

保険料は1000円ちょっと高くなるが、

自分で交渉すればいいわけだから

あえて特約を付ける必要もないかもしれない。

でも自分のことながら時間と手間が大変だ。

それに私が特約をつけておけば、子どもたちも特約を使うことができる。

特約をつけて損はなさそうだ。

ということで特約を付けた。

特約を利用した相談者をみるともらい事故、物損事故が多い。

もらい事故の場合、相談者に過失がないので、

保険会社が交渉することができない。

物損事故の場合は、特約を使わなければ賠償金より

弁護士費用の方が高くつく。

人身事故は弁護士が付いた方が高い賠償金がとれるので、

特約の有無にかかわらず弁護士に相談することも考慮すべきだろう。

 

10月 19 2015

堂島ロール

今日は午後から名駅で法律相談があったので、

12時少し前から相談センターで待機した。

ところが、予約がキャンセルになってしまい、

どうしようかと思いながら、名駅方面に歩き始めた。

ふとサロン・ド・モンシェールに立ち寄って

堂島ロールを購入した。

3時ころが事務所のティータイムなので、

切り分けて事務員と堂島ロールを食べてみた。

これが堂島ロールか。

確かにクリームが美味しく、スポンジもきめ細かだ。

乳牛の生育環境、搾りたての生乳

徹底的に味にこだわり追究を重ねているそうだ。

 

 

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