10月
18
2015
ナゴヤドームを南側に歩くと
こじんまりとした神社があるが、
それが晴明神社である。
都を追われた晴明がまむしなどの被害に苦しむ村民のため
加持祈祷によりこれを封じたことに由来するとか。
そして、無実の罪をきせられ、太宰府に左遷された道真の無念さを
自らの境遇に照らし合わせ、上野天満宮を建立したのだという。
晴明神社と上野天満宮は谷口の交差点を挟んで、
歩いて10分程度の距離にある。
晴明がこの地に来たことは、江戸時代の文献によるらしく
史実かわからないが、江戸時代から「清命山」と呼ばれたらしい。
晴明神社は恋の3社めぐりに選ばれているが、
晴明にとって本望なのだろうか。
10月
17
2015
刑事事件のご依頼を受けましたら、
できるだけその日のうちに事務所まで相談に来て頂き、
刑事手続きの流れを説明し、弁護方針について話し合いをします。
そして、逮捕された場合であれば、
急ぎ被疑者に面会に出掛け、容疑事実の内容の確認を行い
釈放のための対抗措置を取るか否か
接見禁止処分に付されていたら、処分の解除
また、事件によっては不起訴処分を得るために
被害者との示談交渉を進めていきます。
本人が否認している場合は、面会の回数を増やし、
不用意に罪を認めないように取調べの状況を確認しながら
励まします。
捜査の状況については、その都度、ノートに記入してもらい、
捜査側に対する抗議や後日の裁判に役立てます。
刑事事件は、弁護士のスピードある対応が求められます。
また、裁判で説得力のある主張をするには、
本人と打ち合わせを重ね、弁護に役立つポイントをみつけることが重要で
それによって弁護人も被告人も裁判で力強い対応ができます。
本人が逮捕されちゃった、起訴されちゃった、
どうしようかと思われたら、まずはご相談ください。
10月
17
2015
風呂上がりにチラッとテレビを見たら
服役中に聖書を差入れされた人が
「わたしは悪人の死を喜ばない。むしろ悪人が、その道を離れて生きるのを喜ぶ。
あなたがたは心を翻せ、心を翻してその悪しき道を離れよ。」
というエゼキエル書の言葉に触れ、
改心するというエピソードが語られていた。
力のある言霊は人を変える力があるのだろう。
そんな言霊と神の愛に出会えて、その人は幸せなのだと思う。
私は宗教家ではないので、そんな劇的な体験をしたことはない。
しかし、家族に支えられて、それが変わっていこうとする
エネルギーになっていると思っている。
ささやかではあるが、多くの人の感覚ではないかと思う。
10月
16
2015
チュンチュン、チュンチュン。
雀のせわしない鳴き声に
目を上げてみると
木の枝に数十羽の雀が枝に止まったり
枝と枝の間を飛び交っている。
交差点の街路樹の1本にだけ
雀が集まっている。
夕方ころにひとしきり鳴きかい
9時を過ぎたころには寝静まっている。
警戒心の強い雀なのに
こんなに人間に近いところで生活圏を築いているとは。
10月
15
2015
朝のニュース番組を見て驚いた。
小倉隆史さんがグランパスの新監督に就任することが確実になったとか。
四中工以来のファンとしてはうれしくもあるが、
指導者としての経歴が未知数なので、
いささか不安ではある。
今年は瑞穂に応援に出掛けることが少なかったが、
わくわくするサッカーを是非、来年は見せてください。
応援します。
10月
14
2015
運転免許の取消し処分が行われるに際し、
処分を受ける方は、公安委員会の聴聞に呼び出される。
前歴なし、累積点数が15点、取消期間が1年間と
予想される依頼者から相談を受けた。
まず、期日が切迫して反論の準備期間が不足していたため、
公安委員会に連絡して、期日を一か月後に変更してもらい、
実況見分調書などの捜査書類を入手した。
当日は上申書を持参し、産業貿易会館まで依頼者に同行。
会場には60人余りの方が集まっていた。
いくつかのブースがあり、一人一人呼び出されて
5分から10分程度、事情聴取を受けた。
処分結果まで2時間程度、待ち時間があったので、
近くの喫茶店で時間をつぶし、発表を待った。
処分が軽減されば、取消1年が免停180日になる。
次々に名前が呼ばれ、別室に集められたが、
依頼者は最後まで名前を呼ばれることはなかった。
待合室を見渡すともう一人部屋に残っていた。
結局、二人だけ処分が軽くなった。
警察庁の通達に運転手としての危険性がより低いと
評価すべき特段の事情があるときに処分が軽減することができる
と規定されている。
上申書では事故の態様、原因、規範意識等を主張し、危険性が低いことを強調したが、
処分通知で危険性がないと認定したと告知された。
10月
13
2015
春日井市は小野道風が誕生した土地として紹介されている。
道風の父が春日井に滞在していたときに
生まれたのが道風だという伝承が江戸時代から伝わっているようだ。
道風は、平安時代の貴族で三蹟の一人だが、
江戸中期に浄瑠璃の題材になり、柳にとびつく蛙で有名な話が作られた。
それが明治になって花札にも描かれたようである。
江戸時代から庶民に親しまれた書家だったが、
春日井で生まれたという伝承にもなっているところが
実に面白い。
ちなみに柳に蛙は、不可能と思えることでも努力を重ねれば、
大成することもあることを教えた故事だが、
浄瑠璃では、今は不可能と思える謀反も状況が変われば、
現実になるおそれがあることを道風が悟る話のようなので、
故事とは少し違う。
10月
11
2015
今日は事務所のある商店街で
名古屋ジャズストリートが開催されている。
今年で3回目なので、ほぼ事務所の歴史と同じである。
全国にあるジャズストリートの中では新しいようだ。
9つのステージに80人以上のジャズミュージシャンが集っており
商店街はジャズバーやライブハウスと化し,
事務所にスウィングがこだましている。
とても心地よい。
10月
10
2015
名古屋市北区味鋺地域は
庄内川が氾濫してできた砂地の土壌から形成されており
それゆえ味鋺とは悪地に由来する説もあるようだ。
江戸時代、飢饉の対策に
この地にサツマイモの栽培が奨励され、
戦前には早堀りの甘藷として有名だったという。
かつての特産品で町おこしをしようと
北区の和菓子店では味鋺いもを使ったお菓子を出しているそうで
事務所から近い
楽庵老木や、おくむら、きた川、伊勢久兵衛
でもいも菓子を購入することができる。
今日は、老木やさんのいも饅頭を買って、
素朴なさつま芋あんを味わった。